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模写練習2|油絵肖像画の上達におすすめ

模写練習2|油絵肖像画の上達におすすめ

こんにちは!
似顔絵ギフトOne Heart 花木マロンです。
 
皆さんの中には、独学で絵の練習をされている方もいらっしゃるかと思います。
 
【模写】はそんな方にお勧めの練習方法です。
 
自力で資料から学んだり様々な技術を編み出していくのはなかなか至難の業です。
 
しかし上手い人の作品をポイントを絞って真似することで
多くの学びがあり、実際に絵も上手くなります。
 
 

今月は何人かのアーティストに絞って模写を中心に練習していきました。

 

今回のポイントは、スピードとオリジナリティ!
 

私自身も独自の表現を持ちながら、スピード感もしっかりと意識出来るようにしたいものです。

 

模写する作品はネット上の写真と動画からピックアップしました。
 
 

模写は油絵や水彩画の練習以外にもおすすめ!
 
似顔絵でもカリカチュアの練習でも有効ですよ!


模写練習【肖像画制作の解説】ネットで拾った写真から

 
今回の模写の目的は、色や光のバランス感覚を意識する事で、自身の作品にも活かす事です。
 
今回はネット上にある作品から直感で選択しました。
下書きはあまり正確ではありません。
 

全体的に模写というには完成度は低いですが、ポイントは色のバランスのみなので、そこだけに集中しています。

 

参考にした作品は完成度も含め良い感じです。
 

そのエッセンスは模写でも受け継げるので、私の描いた習作だけ見ると、それなりに良い感じです。
 
肌の補色にビリジャン(緑色)とバーントシェンナ(赤茶色)を上手く使い分けている点なども私好みのテイストです。
 
ここが好き!みたいなポイントが見つかるのも作品を模写する上でのメリットです。
 

模写による肖像画研究1
模写による肖像画研究1

写真からの模写練習を通しての感想

 
個人的には、重厚な古典スタイルの肖像画にはそれ程魅力を感じた経験がありません。
むしろ粗さの残るスケッチ寄りの作品のほうがアーティストの息遣いが出るようで好きです。

 

また、日本で主流の写真の様な油彩画は、正直なところ写真でいいんじゃないか?と思ったりします。
似顔絵と共通して、写真では表現出来ないものを追求したい気持ちからかも知れません。 

 

さて、作品を描く際のポイントとして作画中に常に意識したいことがあります。
それは細かい点ではなく、大きくとらえる事です。
 
私自身も、細かいところに目が行きがちですが、

似顔絵でも、まずは大きく捉えてから細部を描く事が大切です。
 

色々な技術をバランスよく吸収するにはある程度時間がかかりますが、私の場合は、肖像画の研究をすることにより、相互作用で似顔絵の技術自体も上がったと思います。
 
この様な練習を通じて、お客様からの様々なご要望にも作品自体のクオリティの向上と満足な仕事が出来ていると自負しております。
 

動画から模写|油絵制作の練習と解説

油絵の模写制作プロセスの解説1

 
youtubeなどでは、動画で作品の出来ていく行程を載せてくれているものが多数あります。
 
私もライブ配信などで少し試してみましたが、再生数の多い質の良い動画は大変参考になります。
 
ここは、こうしていたのか!こうした手順で描いていたのか!などが一目瞭然だからです。
 

本来は下書きはあまりせずに即興的に色を乗せていくのが好きなのですが、似顔絵や肖像画の場合は、ケースバイケースである程度しっかりと下書きをする技法も身に着けたいものです。
 
そこで、動画に倣って、模写をする練習をしてみたのが下の作品です。

 

今回は、上に乗せる色と共に、何処まで下書きをするかというのが私のポイントです。
 

ここでは、下書きをオイルと上手く混ぜ合わせることで、墨が過度に絵の具に混ざらないようにいくつかの新しい工夫をしてみました。

 
下地は基本的にはジェッソにモデリングペーストを混ぜて板に塗ったものです。
 
絵の具が吸収されるタイプの下地でしたが私としては悪くない感触でした。
 
下書きをする場合はこちらのやり方が個人的には向いているかもしれません。スピードも速いです。
 

油絵の模写制作プロセスの解説1
油絵の模写制作プロセスの解説1

油絵模写制作プロセスの解説2

 
次に動画の行程に見習い、色も含めて極力忠実に乗せていきます。
 
予め、パレット上で色を混ぜて作ったものを並べておくのが、今回のスタイルでの描き方のポイントです。

 
明暗共に、使用する絵の具もおおよそ決まっており、それを一定の分量で混ぜ合わせます。
それをパレット上に階調に合わせて並べておくのです。
 
私は画面上で絵の具を混ぜるのが好きなので、普段はこういう下準備はしないのですが、
下準備することで、かなり計算された、間違いのない描き方は出来ると思います。
 

今回はオイルをスタンド系の粘りの強いものにしてしまいましたが、リンシードオイルなどのスタンダードな溶き油の方が良かったかなと思いました。
 
因みにスタンドオイルとは、亜麻仁油などの乾性油を高温で加熱して粘度をあげた油です。
 
耐久性にも優れ、粘りがあり絵の具とも馴染み易いのが特徴です。
そのまま使用するだけではなく、テレピン等の揮発油などと比率を変えつつ混ぜて使うのが一般的です。

 
さて、油に関しては少し失敗しましたが、こういうのも勉強になります。

 

この後も動画の行程に従い、顔全体を塗ってみましたが、色の使い方や下準備がお手本に比べて雑だったと反省しました。
 
ここは改善ポイントです。

 

絵の具の混色の加減と絵の具の量、使うオイルの種類、使う筆と、下地の作り方・・総合的に改善していくべき点が模写すると実によく分かります。
 

油絵の模写制作プロセスの解説2
油絵の模写制作プロセスの解説2

模写|油絵肖像画|補足情報と余談など

油絵の混色にあたりおススメの参考書

絵の具のレシピ
絵の具のレシピ

 
混色の際に参考になる一冊として、分かりやすいのがこちらの本です。
購入したのは10年以上前になるでしょうか。
 

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一夜漬けの専門家シリーズ

絵具のレシピ 

初めてそろえる基本色と混色サンプル

  

視覚デザイン研究所 編
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参考作品と構成する色の紹介もわかりやすいですが、

日本の代表メーカー、ホルベイン、クサカベ、マツダ(スーパー)のそれぞれの色の特徴や価格比較やおススメなども乗っていますので、そこが少しマニアックに楽しめます。

 

最初のステップとして参考とするものは、分かりやすいものが一番使いやすいと思います。
 
初心者の方はもちろん我々プロにも重宝する内容。
相性もあると思いますが一冊あると便利ですよ。 


絵画技法の余談と私の展望など

 
さて、ここからはほぼ余談です。
  

現在、日本で主流であり、一番注目されているのが非常にリアルな写真の様な絵画です。

 

私の友人や知り合いもその主流として活躍している有名人ばかりなのですが、こちらは伝統的な技法を多く使って描いてます。
 

具体的にはグリザイユ(白黒)やカマイユ(有色の単一色)で描き込んだ後にグレーズ(透明色で色付け)やスカンブル(こすりつける)時に半透明色などを組み合わせて、色味を付けて行くような行程です。

 

透明感のある肌質になり綺麗なんですが、私は先程も触れたように、例えば印象派の様にダイレクトに色を乗せて、生きている躍動感を絵の具自体の固有色と質感で出すのが好みです。

 

緻密に図鑑の様にと言いますか、そういう説明的な表現よりは、光と命を表現したい。
なので普段は出来るだけ直感に任せた練習を意識しています。

 

私の油絵作品には私なりの、彼らの絵にはない魅力がありますので、今後は作品力を更に高めていくのが大切です。

 

現在日本には、印象派風、優しい画風の優れた作家が日本には少ないと思います。

私としては、ポジション的にはそこで、絵自体の魅力でお客様に認めてもらうのが目標です。

 

良いものが描ければジャンルは何でも良いのですが、クオリティの追求は絶対です。

 

私の場合、自身のブランディングや、分かり易く目に付きやすいサイト構築なども大切です。

 

現状、絵を描く以外の事も全て私一人でやっているのもその為です。

 

大変な部分も多いですが、全てを把握しつつの仕事は、お客様にとってよりご満足のいく作品作りに繋がっていると思います。

 

 

こちらの記事は以上です。
 
最後までお読み頂き
ありがとうございました!


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