

投稿のキッカケ
部屋を整理していると、昔描いた似顔絵も出てきます。
そんな中、林修先生が『今でしょ!』と言わされまくっていた頃に描いた似顔絵が出てきました。
2013年の6月には既にご本人自身が
『2013年上半期流行語大賞』有力候補などと言われつつも、もう恥ずかしいと公言するに至っていた頃に描いた作品です。
とは言えご本人にとって『今でしょ!』と言うメリットは莫大なので、最終的にはご自身の意志で『今でしょ!』と言っていたと思います。
2022年の今もメディアでもご活躍しているので
そこは時流に乗って大正解だったと思うわけです。
作品紹介|林修先生の似顔絵
改めて、この林修先生の似顔絵は2013年の半ばあたりに描いたと思います。
描きかけだったのもですが、そのままゴミ箱に入れるのもやっぱり切ない、 というわけで応急処置的に少し加筆して、SNS等に投稿しました。
作品に関して少しだけ感想を言えば、やはり5年前の描きかけなので
技術的に、そこは流石に、『今でしょ!』ではなく
『 こうでしょ!』と突っ込みたくなることが満載です。
逆に言うと、それだけこの5年間で成長したと言うか、地力が明らかに上がっているのが分ります。
大切なのは、それは結局、成長含めてお客様にも伝わるという事です!
お客様は似顔絵の事は素人かもしれないけど、
それでも感覚的に購入に値するものかどうかは絶対、正確に判断していると確信しています。
私も自分の知らない分野のものでも、
これがホンモノかどうかの判断基準は持っています。
同様に、むしろ僕よりもお客様の感性の方が高く作品の価値を理解していると思う事は多々あります。
例えばですが、私の描いた似顔絵で泣いてくれるとかを、何度か目の当たりにもしたりしています。
そういった経験は一生、忘れられるわけないです。
だからこそこれからももっと本当の意味で技術を超えた部分も含めて圧倒的に上手くなりたいのです。
旬じゃない似顔絵とセンスの問題
林修先生の似顔絵をアップするにあたって他にも色々思いました。
タイトルでも『今じゃない!』と言っている通り、
要は旬じゃない似顔絵ですよね。
一般的に有名人の似顔絵は、世間が注目している人を描く大鉄則です。
例えばヤフーニュースなどをみて、日々話題に上がっている人を描くなどは注目されやすいからです。
つまり、世の中が興味を持っている人を描くのが検索率も含めて注目度が高く、波及効果も未知数で効率が良いわけです。
私も店舗での営業経験があるプロの似顔絵師なのでそこは良く分っているのですが
今までは、そのミーハーさが少し嫌で、意識的に避けていた面があります。
もちろん林修先生は、別に流行り廃りで仕事をされているわけでないです。
しかし、時代と合っていない投稿をすると、私自身の感性が疑われるという感じはあります。
より分かりやすい例を挙げるならば、
今、ピ○太郎の似顔絵をアップしたら・・そのクオリティよりも、何故今頃ピ○太郎アップしてるんだ?
の方を最初に誰でも感じざるを得ないんじゃないかと思います。
つまり、人の心をつかむセンス、これも絵のクオリティ同様に、それ以上に大切です。
こういう作品はエンターテインメントなので、そこの意識は、正直低かったと思った次第です。
そう考えると、もっともっと、出来ることは無限にあるというわけです。
ということで、林修先生の似顔絵をゴミ箱に入れる前に色々と考えたわけです。
私は、エンターテインメントに関してももっともっと精進して行かなければいけないのです!!


こちらの記事は以上です。
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